カフェイン断ちにたんぽぽコーヒー｜たんぽぽ堂の豆知識

カフェイン依存症の対策はあるのか

コーヒーを飲むのは毎朝１杯だけ、という人ならば特に健康上の心配はありません。

しかし一日にたくさんのコーヒーを飲む、しかも気がつけばコーヒーを口にしている、という人は注意が必要です。もちろんカフェインの摂り過ぎに対する注意です。

カフェインの摂り過ぎは依存症になる確率を高め、また胃を荒らしてしまうこともあります。

ではそこから脱却する方法はあるのでしょうか。

●そもそもコーヒーの飲み過ぎはダメなのか？

コーヒーにはカフェインが多く含まれています。カフェインは交感神経を活発にする効果があるのですが、摂取し過ぎると興奮作用が強くなり依存度が高まってしまいます。

１日のカフェイン摂取目安は４００ｍｇまで。この４００ｍｇというのは缶コーヒーで言うと４本分程度に相当します。また妊婦はできるだけカフェインを摂らないようにすべきですが、摂取する場合は、その半分の２００ｍｇほどに抑えておいたほうが良いでしょう。

ただコーヒーの種類によってはカフェインの含有量が多いものもありますから、4本では多いケースも。（例えば、エスプレッソなど）

また日中、水代わりのようにコーヒーを飲んでいる人はちょっと考え直した方が良さそうです。

●コーヒーと似たもので代用品はあるのか？

コーヒーの風味や雰囲気が好きという人も多いです。そんな人にはたんぽぽコーヒーがおすすめです。

たんぽぽコーヒーは見た目こそコーヒーそのものですが、たんぽぽの根っこから作られており完全なノンカフェインです。

たんぽぽの根はゴボウのように茶色い色が特徴で、それを焙煎することによってコーヒーのような色を抽出する事ができます。

単純に色が似ているだけでなく、たんぽぽに含まれるクロロゲン酸という物質がコーヒーに似た風味を生み出してくれます。クロロゲン酸はコーヒー豆からも単離で発症していますし、たんぽぽのような双子葉植物からも産出されています。だからなんとなく似たような雰囲気があるんですね。

●栄養価がコーヒーよりも高い

たんぽぽコーヒーは単純にカフェインが含まれていないというだけでなく、血糖値上昇を抑制する効果も。クロロゲン酸を体内に取り入れることで、血糖値の抑制に役立つａ−リグルコシダーゼの阻害活性効果があることがわかっています。

これはラットを使った研究で実際にその効果が証明済み。古い言い伝えとは違って、動物実験によってその効果が明らかになっているので信憑性があります。

単純にカフェイン抑制効果だけでなく、健康づくりのサポート的存在として活用するのも良さそうです。