コーヒーの特徴的な成分であり、緑茶や紅茶、ウーロン茶、ココアやコーラ、チョコレートなどにも含まれるカフェイン。
カフェインは苦手な方も多く、妊娠中や小さなお子様などはできるだけ控えたほうがいいとされています。
そもそもカフェインとは何なのでしょうか。
カフェインとは化学物質プリンアルカロイドの一種で、もともとはコーヒー豆に含まれることが発見され、この名前がつきました。
1819年にドイツののフリードリッヒ・ルンゲ氏が、初めてコーヒー豆からカフェインを抽出したとされています。
カフェインは鉄分の吸収を阻害する?
コーヒーをたくさん飲む、あるいは長期的に飲み続けると貧血になりやすいとされ、貧血の90%以上が鉄欠乏性貧血です。
血液のなかにはさまざまな成分が含まれています。そのひとつに赤血球(せっけっきゅう)があり、そのなかに含まれるヘモグロビンは、体中に酸素を運ぶ重要なはたらきをしています。
ヘモグロビンは、酸素と結合するヘムという物質と、グロビンという蛋白質が結合してできていますが、ヘムの合成には鉄が必要です。
普通は、体内の鉄の出入りはごくわずかでバランスは保たれていますが、何らかの原因でこのバランスが崩れることによって鉄欠乏症が起きます。
日常から栄養不足に注意していてもコーヒーを日常的に飲んでいると貧血になります。
それはコーヒーに、鉄分の吸収を阻害してしまう成分が含まれているからです。
その成分は、カフェインとタンニンです。
カフェインはコーヒーだけでなく、紅茶や緑茶にも含まれている成分。特に緑茶の一種である玉露には、コーヒー以上のカフェインが含まれていますから注意が必要です。
こちらのページでも紹介しています。
また最近ではカフェインを多量に投入したエナジードリンクなども多く見かけるようになりました。
タンニンはお茶などで有名な成分で、渋み成分のあるポリフェノールの一種です。緑茶にも多く含まれています。
これらが体内で鉄分の吸収を阻害し、私たちの体を貧血に傾きかけます。
でもやっぱりコーヒーが飲みたい。あの香りと雰囲気を楽しみたい。
そうした方にはたんぽぽコーヒーがおすすめです。
たんぽぽ堂のたんぽぽコーヒーは、カフェインもタンニンも含まれていません。
妊娠中の方も授乳中の方も安心してお飲みいただく事ができます。